二年でミドルからロースペックに落ちるとは思ってもみなかった…
二年前、よりももうちょっと前に、日本で格安スマホブームを巻き起こす原因となったASUSのZenfone5を購入しました。
そして、メインとして使い果たしました。
当時は日本での発売予定はなく、日本版の発売が決まった時はいろんなサイトが取り上げまくってたはず…
僕もZenfone5はLTE対応で日本上陸になったので購入は考えていたのですが、その頃、Zenfone5との比較対象になっていたのはGoogle(正確にはLG製)のNexus5。
スペックはほぼ同等。
違うのはSDカードが使えるか?いかにアップデートが早く来るか?というだけ。
値段はNexusの方がZenfoneの26000円よりも1万円近く高かったので、結局Zenfoneを選びました。
そして、二年間、ミドル…いやロースペ機にさせることじゃないだろってレベルのことをメイン機として使い倒しました!
買ってすぐは、「めっちゃサクサクやん!」って喜んでばかりいました。
それも、前まで使っていたのはホッカイロことArrows Xだったせいで、どんな端末を買っても幸せになれる状態だったのです。
しかし、半年も使えば不満ばかり出てきてしまい、KitkatのSDアクセス権限がないことに怒りが爆発して、日本語版Lollipopアップデートを手動でかけてAndroid5.0機として使い続け、結局不満ばかりをため込みながら「個人的買い替え基準」である2年間使いました…
基本的にデジタル機器って買って満足していられるのは2週間ぐらいだと考えているので、買ってもらってすぐは「ムヒョッス、最高だぜ!」状態だったものの、今は無理して使ったなーって思っているのも仕方がないことでしょう。
大体パソコンももうそろそろで一年ですが、割と不満だらけですし、iPodだって少し重くなってきましたし…
(デジタルデバイスってのは長く快適になんてきついものですな)
Arrows Xは買って一週間ぐらいで熱すぎる、動作が重すぎるって感じでイライラし始めてたのは確かですが、あれは1年程度で買い替えちゃってるんですよ…
しかし、今回は2年!
買ってくれた父親には申し訳ない話ですが、「二年でここまでスマホって駄目になるんだな」ってよく勉強になりましたよ…
サイズは5インチ、Ramは2GB、Romは16GBとここまでは最近のスマホでもあったりするスペックですが、流石にCPUが限度を迎えてます。
(CPUはSnapdragon 400)
Antutuのスコアが2万程度なんですね。
このスコアは、Zenfone3のスコアの3分の1程度ってことです。
Zenfone3ですら現状のミドルスペックの代表格ですし、2年でミドルはここまで落ちぶれるということがよく分ります。
そもそもグラフィックも壊滅的で、3Dアニメーションのチェックに至っては、カックカクで、途中で固まります。
そしてカメラ。
iPodを6月に買うまでの3か月ぐらいはメイン使用だったのですが、画質があまりにも酷過ぎる…
動作感も問題だらけに。
ずっと使っていると、ジャンクファイルやら、ごみばかり溜まってくるので動作が重くなるのは当然です。
そこで初期化することで少しは動作が改善するかと思えば、全然よくならない…
これはAndroid5.0に上げているからかもしれませんが、単純にサービスに性能が追い付けていないんです。
そんなスマホで無理やりマイクラやってるんだから不思議ですな。
(因みに高画質を切って、雲も切って、チャンクの生成をかなり抑えてようやく遊べます。
パーティクルが出ると固まります。)
モンスト廃人の弟いわく、「全てが重い」とのことだけど、モンストも演出が派手なので、動かなくなることは多々ありましたね。
(なお自分のデータは初期化で消えた模様。)
ちなみにPokémonGoですが、出てすぐにAPKからインストールしましたけど、今になっては起動すらしません。
あのアプリは割と要件厳しめです。
そしてTwitterアプリ、
開くとよく落ちます。
それと画面の切り替えも遅すぎです。
LINEも同じく動作が全体的にもっさりしています。
関係ないですが、リセマラ用に入れていたRewriteIMは戦闘中が重すぎて消しました。
アスファルト並に重いんだから、もう驚き。
更に、スマートフォンという1メディアツールとして大きな欠点がありまして、
音楽再生能力がオワています。
・スリープ中に音楽再生をすると音飛びが発生する。
・スリープ中だろうと、画面ON時だろうと、音程が外れる
・標準の音楽アプリがよく落ちる
・音飛びどころか、よく音が止まる
もう頭おかしいレベルです。
音楽再生にめちゃくちゃ適さないんですよ…
まず音飛びはずっと指摘されてきたことですが、使ってておかしいと思っていたのが、音楽再生中にいきなり音が外れて、いきなり戻るといった具合です。
例えばLiaさんのLightColorsがいきなり音程が上がったり下がったりを繰り返したりするんです。
Liaさんの素晴らしい歌声が台無しになるんですよ!
きっと折戸さんもだーまえも、Zenfone5で聴いたらスマホをたたき割ることでしょう。
「音楽がちゃんと聞かれへんとは、どないなっとんねん!!」
次買うのは、音楽再生に問題がない端末を買いたいですね
(というより、それが普通の端末)
まあ、音楽は全部iPodにも入れてたから大丈夫っちゃ、大丈夫でしたが、容量の都合上Zenfoneに入れるしかない時などは悲痛でした...
これは端末関係ないですが、2年間使ってると、画面落として割っちゃいました。
弟は本体ガラスをバッキバキにしやがったのですが、そこは父による画面張替えでやり過ごしました。
裸だったら、もっとひどかったのかな?
触り心地はなんとも言えない、安さを感じさせない良さがありました。
ボタンなんか削れてる…
ではまとめ。
日本で格安SIMブームを引き起こしたASUSのZenfone5
二年以上使うのは無理です!
さらに、カメラが実用的でなかったり、音楽再生性能の低さなど、欠陥も多かった端末でした。
Zenfone3はその点を改善してくれているとは思いますし、ミドルスペックとはいえ、次は二年でロースペックになってしまうほどの性能進化は起こらないと考えると、良い端末かもしれません、
が、
ASUS JAPANはあまりにも日本市場をなめ腐っています。
Zenfone5は海外の値段とほとんど変わりませんでしたが、3だと海外での値段より15000円ほど高いです!
(これについてはこの記事へ)
この値段を見直すまでは、日本版の選択肢は無いに等しいです。
ユーザーをなめてる企業の製品をわざわざ買う気にはなりませんよね。
海外版も考えたのですが、同じ価格帯で性能が上な端末もあるので、そっちに行こうかなと思います(XiaomiとかXiaomiとか…)
それと、Zenfone5を二年間使い倒して学んだことがもう一つ。
・2年メインで使うならミドルはやめよう
ってことです。
ゲームとかしないなら話は別ですが、少し性能厨が入ってしまうと、ミドルではなくハイスペックに分類される端末を買わないとだめですね。
iPhoneユーザーなんかはそこんところ気にしない人が殆どなので、問題は無いでしょうが、Androidは否応なしに端末性能で操作感が変わります。
はやくZenfone5を現役引退させて、次のメイン機を探さないといけないけれど、めんどくさくてまだ探せてないや…
Mi5も新型Mi6が出る出る言われてるのにまだ出てませんし…
ミドルスペックを買ってこんなに後悔する羽目になるとは思ってませんでしたし、次はハイスペック端末以外は控えたいですね...
ただ、ここから先、そんなに急速なスマホの性能進化が起こるとも考えずらいですし、今ならミドルスペック機種を購入しても二年なら戦えるかもしれませんが、日本国内販売勢はハイとミドルでは価格差がかなりあるのが難点ですね。
その結果、Xiaomiとか買おうという気になってくるんですけどね。
何はともあれ、Zenfone5ユーザーの人は買い替え検討期に入ってますな。
次のスマホ考えてる時が一番楽しい時期だけど、
買ったらまた粗をどうしても感じてしまうんだな…
サブブログにて、Zenfone5と一緒に漬かってきたバンカーリングについても書いています。
バンカーリングも二年で死ぬ
関連)
Zenfone5 Lollipopアップデート備忘録
Zenfone3発表時の様子
iPodtouch6thのレビュー
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