現在XPERIA XZsを使っていますたきれんです。
日本で販売開始してからもうそろそろ2年ですね…買ってすぐに買ったのでもうそろそろ買い替えの時期です。
そんなXZsは今まで散々にボロッくそに書いてきたので今日は別に話しません。
今回はMWC2019で発表されたXPERIAの最新機種、「XPERIA 1」についてちょっと語りたいと思います。
スペックの情報などはいろんなニュースサイトでまとめられてるので割愛します。
一緒に「XPERIA 10」も発表されていて、こっちも十分に魅力的なスマホになっているわけですけど、10にはあんまり興味はなく、自分はあくまで1に心を奪われているんですよ。
ちょっとその辺りを書いていきたいなと思います。
あくまで、ただのスマホ好きが1のどこに注目してるのか?的な感じで読んでいただけたら嬉しいです。
XPERIA 1に惹かれている理由
その①
「カメラにαのチームが参加してる」
Sonyは今までXPERIAの開発部門は「α」などを抱えるカメラ開発部門、「BRAVIA」を抱えるテレビ部門などと完全に分離していました。
いや、分離しているのは当たり前ですけど、それらが全く協業していなかったわけですよ。
せっかく技術を持ってるのにそれを活かせてなかったわけですよ、なんてもったいない…
そうこうしている間にXPERIAの人気は地に落ち、昔のイケイケだったころの面影は全く無くなってたんですけど、それでもなかなか舐めプとしか思えない端末しか出してなかっやんですよね。
しかーし、今回は違います。
その結果トリプルカメラを搭載し、昔みたいに「カメラのXPERIA」に戻ってくれそうです。
XZsなんてカメラの歪みがめっちゃ酷かったですからね。
Sony製カメラではおなじみの瞳AFも搭載していて、そこにトリプルカメラでのボケが加われば、下手すれば「一眼要らないのでは??」みたいなのも期待できるのかも。
(瞳AFは一応説明しておくと、人を撮るときに瞳の部分にピントを合わせるっていう名前のまんまの技術です)
それとようやくRAWでも取れるようになったということで、果たして使うかわからないですけど「カメラ感」が強まってくれました。
あと面白いカメラの話としては、Sonyの映画などを扱うプロ向けのカメラとして出している
「VENICE」のインターフェイスも、動画撮影のUIとして盛り込まれている点も上げれます。
(このCMはXPERIAで撮りました、みたいな映画風CMを作ればいい)
カメラをSony自慢のカメラ部門が参加することで、こんなにも進化するんですね…というか今までも参加してもらえよ!!!!って感じですけど、この辺りはSonyの社長が変わったのも大きかったりですね。実際カメラ部門も出し渋ってたらしいですし。
その②
「21:9の縦長ディスプレイが羨ましい」
様々なメーカーがノッチを使って無理やり画面を大きくしていく中、ずっとベゼルをつけてきたSonyですけど、今回は一味違います。
上下ノッチの幅をせばめて、「21:9」という縦にやたらと長い画面を載せて解決させる…
21:9って一部のアプリで上下に帯が出るんじゃ…と言われていますけど、Sonyはインタビューにて「GooglePlayで推奨されるアスペクト比は最大が21:9なので問題ない」とのこと。
話を戻しまして、21:9というのはシネマスコープ…通称シネスコと呼ばれる比率に非常に近くて、その名の通り映画のフィルムの比率は殆ど縦横21:9なのです。
18.5:9の比率の時(XZ2)の時からそうでしたが、映画を観るような使い方でかなり押してるんですね。
まあ…自分は映画とかをあまり見ないので別に惹かれるわけでは無いんですけど、縦に長い…ということは「画面分割時」にも画面を広く使えるんですよね。
21:9というリークが出回った時に、上部に16:9で横向きに表示させて、その下に16:9で縦向けに表示させれるのでは…と思ったのですが、まさにそれができちゃうんです。
上部でYoutubeやdアニメストアなどを開きながら、その下では普通にネットサーフィンだったり、Twitterができちゃうんです。
通常の16:9の比率のスマホを使っていると、画面分割実行時にどうしても上下ともに画面が小さくなり、文字入力しようものならバグることも多々あったのですけど(環境次第ではありますけどね)、物理的に長いおかげで画面分割しても快適に使えそうなのです。
自分なんかは電車内では基本一台しか使わない、というか普通は一台なので、それを考えるとアニメを観ながら、映画を観ながら、快適ネットサーフィンができちゃうかもしれないのです。
あとはアプリを二つ同時に動作させようとも、Snapdragon855のスペックだとまず困ることは無いだろう、という期待もあります。
画質エンジンも「X1」という1用に新しく作られたBRAVIAの技術が注がれたものが使われていたり。
(そういえば4Kって結構言ってますけど、短辺の解像度4Kに足りてませんよね…)
その③
「背面フラット(゚∀゚)キタコレ!!」
(カメラについての画像になってますけど、ホラ、フラットでしょ!!)
背面フラットはカッコいい!!以外にも個人的なメリットが一つありまして、それは「スマホリングを付けれる!」ということです。
自分の手が大変小さいので今使っているXZsの時点で自分の手のサイズに合っていないという問題はあるんですけども、1になるとさらに大きくなります。
そこで、Spigenのスマホリングを使っているのですけど、それを使っているおかげで片手でスマホを安定して持つことが出来ています。
しかし、XZ2、3にかけて大きくて重たいのに背面が湾曲しているという困った問題点(個人差アリ)がありました。
(↑伝説となったランチパック、余りにデカ重すぎる)
これではリングを張ることが出来ない…
それに湾曲してると持ち心地は良いかもしれないけどのっぺりしてしまう…
そんな中、XPEIRA 1では背面はXZ1までと同様にフラットに戻ります。
それなら画面が大きくともリングを付けることでこれまで通り、片手で安心&快適にスマホを使うことが出来るはず…
でも背面にリングを貼ってしまうのは、NFCやらQiを考えると良くないのでは…とか思って今いますけど、そこは買ってから考えましょう(えっ)
(追記)XPERIA 1はQiに対応してないです。すっかり忘れていたのです()
さて、個人的にXPERIA 1に感じる魅力3点を挙げましたが、他にも挙げると割とキリが無かったり、XPERIAである必要が無くなっちゃうのでここらで止めておきます。
近年出ていたXZ2、XZ2P、XZ3と昔のSonyからは考えれないレベルの売り上げの低迷を起こしていて、完全にSonyの怠慢やユーザーをなめているんじゃないかというレベルの進化のなさ等、海外では叩かれまくりのスマホを出し続けていました。
(人気があった頃...というか日本で最初のXPERIA)
しかし、いよいよ売り上げの悪化を重く見て、遂にSonyが各部門でバラバラだった技術をXPERIAに集結させてきました。
全ての技術を部門の隔たりなく共有できているのか、と言われるとまだまだ途中ではあるんでしょうけども、カメラ部門がXPERIAのカメラの開発に参加したということだけでも、かなり大きな進化だと思ってもいいのではないでしょうか。
もしもXPERIA 1のカメラがスコアとしてだけでなく、写真の質として他メーカーのスマホカメラの性能を超えてきた時には、カメラのXPERIAが再誕してくるわけです。
そうなればカメラ部門の技術協力は更に進むかもしれませんし、同時に他部門からの技術協力も惜しみなく行われるかもしれません(例えば音響部門がスピーカーの開発に本格的に参加したり、とか)
人気が絶賛暴落中のXPERIAシリーズ、まさしくSonyの本気が詰め込まれた…、いや、本気を込めだした一台目になるであろうXPERIA 1がその状況を打開してくれるでしょうか。
10を入手した人のレビューを読んでると、縦長のお陰で画面サイズに対して案外スリムになっていて持ちやすい、という話もあったり、日本で10を出しても普通に売れると思うんですけどね。
ただ、自分は「本気を出し始めた」Sonyを見たい、感じたいと思っているので、あくまでもXPERIA 1を待とうかと思っています。
果たして本当にXPERIA 1を買うのかは決まっていませんけど、EXPANSYSでは予約が始まっている(もちろん海外版)ので、それで買ってしまうか検討中です。
買ったときには喜びに溢れた文体でレビューをしていこうと思います。
待てずに10買う可能性が無いわけでは無いですけど()
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