平成もそろそろ終わり、平成生まれのたきれんです。
この前、すまほん!さんの企画で「平成ベストガジェット」というものがありまして、自分は元々ガジェット集めをしていた父がベストガジェットとして悩み抜いた末に挙げた「Linux Zaurus」を投稿しました。
たきれん@Takiren88#平成ベストガジェット決定戦
2019/04/27 22:37:58
ありとあらゆるガジェットを集めていた父に平成ベストガジェットを聞いてみたら、SHARPのLinuxを搭載したZaurusって答えを貰った。(画像はネットから)
父いわく、リナザウ一つで文字通りありと… https://t.co/CB2Cdv56QO
そんな中で他の人のベストガジェットを見てると、やっぱりWindowsMobile搭載機やCE
の搭載機を挙げている人も多くいました。
で、自分も実はWIndowsMobile搭載機、一つ持ってた事を思い出しまして、今回の投稿につながるわけです。
それはHTC製WindowsMobile6 Professional搭載スマートフォン「S11ht」です。
・スペックは?
SoC:Qualcomm MSM7200
Ram:128MB
Rom:256MB
ディスプレイ:320×240(解像度)、2.8インチ(画面サイズ)
前面には十字キー&いくつかの機能キー
右側面にはシャッターキー、電源キー
左側面にはチャットキー(?)、ジョグダイアル、OKボタン
下面にはMicroSDカード、miniUSBポート、リセットボタンがあります。
タッチペンも収納されていて、タッチペンでリセットボタンは押す事が出来ます。
・特徴は?
これのおかげで、小さいサイズにも関わらず、快適な文字入力環境が提供されたとか、されなかったとか。
さらなる特徴といえば、画面が若干チルトする点です。
若干傾けれちゃうんです。
これで文字が打ちやすく...とはなりそうにないですけど、動画とか見る時にはかなりみやすくなると思います。
それに立ったままWord等で文字入力するときも、握ったまま打ちやすい角度にチルトすることもできるでしょう。
・カメラはどう?
リアカメラは壊れてました。
線がいっぱい入っちゃいますね…
インカメラは普通に動きます。
めっちゃ画質悪いけど。
小学生の頃、実は携帯会社のパンフレットを集めるのが趣味でして、引き出しには常にdocomo、au、Softbank、Willcom、Emobileの計5社のパンフレットが入っていました。
その中でemobileのパンフレットに載っていたS11htのメカメカしさ、王道ガジェット感に子供ながら心を完全に奪われてしまいました。
(ガラケーとは全く違う、異質なカッコよさ)
当然その頃は買ってもらえるはずもなく、そのまま時だけが過ぎていったんですけどね。
高3のある日、メルカリを見てると昔憧れたS11htが売ってるじゃないですか!!
しかも550円、付属品は何も無しでしたけど、とにかく安さに惹かれてポチっちゃいまして、使い道のないただ単にカッコいい端末が手元にやってきたわけです。
何に使うといったことは考えず、単にカッコいい、観賞用のためだけの端末として手に入れたわけです。
そもそもWindowsMobileも10ならまだ使い道があるかもしれませんけど、10年以上前の端末です。
まともに使えるわけないじゃないですか()
ただ、古い端末はどんどん市場の流通量が少なくなっていきます。
その中で昔惚れた端末を流通している間に買った、それだけです。
・使った感想は?
マジで使い物にならない(笑)
それにWiFiは一応繋がるけど、SoCが超絶古い&ブラウザが古すぎてネットサーフィンはまずできないです。
それにキーボードがぽちぽちするタイプですけど、押し心地がめっちゃ悪いです。
そもそも打ち心地を求めるもんじゃないですけどね()
ただ、発売されたのは10年以上前。
おそらくその時に買った人は端末の小ささ、その小さな端末で様々な事が出来たことに感動したんだと思います。
実際W-Zeroを使っていた父も会社の資料をその場で確認できる、外でPC向けのWebページが開ける等、imode等では出来ないような事が出来るPDA...いや、スマートフォンには感動したといってました。
今の自分が感じる事が出来るのは単純なロマンだけですけど、スマートフォン過渡期を代表する一端末として今回紹介してみました。
ある意味では骨董品になっていくかもしれませんから、これからも大切に保管していこうかなと思います。
これから訪れる令和の時代、自分の目でどんな風にガジェットが進化していくのか見れるのが楽しみです。
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