Xiaomiがフラグシップ機を更新しました。
前まではXiaomi Mi5がスナドラ820を搭載して、フラグシップ機として位置づけられていましたが、先日、後継機種に当たるMi6を発表しました。
ライバル機としては、iPhone7、Haweii
P10と言ったところでしょう。
最近のXiaomiは中国国内でのシェア率の低迷など、あまりいいニュースがありませんでしたが、今回発表されたMi6、スペック面でかなり話題になりそうです。
先に良い点だけを見ていきましょう。
まず、大方の予想通りCPUにはスナドラ835(現状のスマホ向けCPUとして最強)を搭載しています。
835自体はXperiaXZPremimumや、先日発表されたAQUOS Rにも搭載されていて、徐々に普及し始めている状態ですが、かなり早い段階で835を載せてきたと捉えるべきでしょう。
そして、波乱を起こしそうなのがRam容量。
標準で6GBです。
この6GBというのが、いかに異常かと言いますと、去年に発表されたZenfone3Deluxeの最高モデルの搭載容量が6GBです。
Zenfone ARの発表で、スマートフォンに搭載されるRam容量の最高値は8GBに塗り替えられましたが、その直前までの最大容量だったということです。
それが、Mi6には最下位モデルから搭載されているのです。
Romは64GBからと、たっぷり搭載されています。
カメラはiPhone7Plusにも搭載されて話題になったデュアルカメラ。
ただ、元となるセンサーの性能はいかに…
手振れ補正は光学4軸手振れ補正
もちろん4K撮影も対応しています。
Mi5と違って、こちらは防滴仕様。
防水ではなくあくまで防滴。
これで雨の中も臆することなくスマホライフなわけだな。
画面サイズは、Mi5と同じく5.15インチ
バックライトが進化したらしく、かなり細かく調節できるので、目にとても優しいんだとか。
有機ELディスプレイ搭載です。
あと、反射を抑えてるみたい。
バッテリーもかなり持ったMi5よりも大容量とのことで期待大。
Ram増加分は、835の省電力性とバッテリーの増加分で補ってくれることでしょう。
ただ、イヤホンジャックが…
そして、値段は日本円に換算して、
最安モデル(6GB/64GB):39500円
スタンダードモデル(6GB/128GB):45800円
と、同性能帯と比べても異常な安さです。
セラミックモデルなるものも発売される模様
ちなみに、現時点でAmazonでの並行輸入版Mi5の値段が35000円で、ここから下がり始めるのではないかと予測する場合、性能差でかなり悩むことになりそうです…
おそらく日本での発売はTJC株式会社が代理販売を行うと思いますが、海外通販では128GBモデルの値段が本来より1万以上高くつけられているようなので、日本価格がどうなるかはかなり心配です。
書いてる時点でもexpansysでも取り扱いが始まっていないので、輸入した場合の値段しかわかりませんね。
発売日は4月28日とのことで、一週間後ぐらいです。
ではここから問題点。
イヤホンジャックが廃止のようです。
3.5㎜ジャックが無い...(iPhoneの背面っぽいね)
なんで廃止したんだ!って感じですが、USB-Cからの変換などがあればいいですね…
え、無いって?
Lightningと違って、付属しないとなればかなり困ったことになりそうな。
現状、付属品のところに3.5㎜変換ケーブルらしき情報は載っていません…
変換ケーブルは付属してきます!
さらに、AmazonにはType-c
to 3.5mmのケーブルが取り扱われてはいるんですけど、Moto Z用で、値段が1万円を超えています。
(追記)
ちゃんと調べると、1000円ぐらいで結構出回ってました(焦)
写真はこんなに高いやつがある感覚で見てくださったら幸いです。
Mi6用に専用Bluetoothイヤホンを準備しておきたいですね。
そしてイギリスの方のサイトによるとSDに非対応。
Mi5では対応してたのに!?(訂正)
Mi5もSDカードには非対応でした!
ってことは、Mi6はSD非対応で確定です。
これが本当となると、デュアルSIMに非対応という情報が見つからないのでSDの認識が不可能なのか、それともSD非対応という情報が間違いなのかわかりませんね。
(Xiaomiのサポートページより)
今現在、日本語サイトでこれを取り上げているところが少ないですが、あくまで海外サイトからの情報ということで。
そして、Fomaプラチナエリアなどにはやはり非対応。
docomo利用は厳しいのかな…
いっそのことauのMVNOに乗り換えてしまいましょうかね。
一見、性能対値段を見るとかなりいい端末に見えますが、一旦落ち着いて中身を見てみると、かなり難ありな端末ですね…
SDとイヤホンジャックの廃止がその代表例。
SDは非対応と見る方がいいでしょう。
別の端末と、データーを分けてしまえばいい話ですが、僕は何でもかんでも持ち歩きたいタイプなので、この変更点は痛すぎます。
iPhoneはユーザーがiPhoneに合わせなきゃいけないけれど、Android端末は、ユーザーが端末を自分に合わせていくものなので、いかにこの問題点を乗り切るか、ですね。
ここまで紹介しておきながら、もしかするとMi5の方が幸せになれるんじゃないか?
とか思ってしまいますが、やはり新端末にも心を揺らされてしまいます…
まだまだ情報が少ないので、ひとまずは発売後の人柱を待ってみないと。
え、僕が人柱になれって?
値段によります…